
今回は渡辺紀夫さん(岩室温泉自治会長)を講師に迎え、「岩室の歴史」について大きな流れをつかむ講義をしていただきました。
1713年(正徳3年)の岩室温泉開湯の歴史や城址、神社仏閣の歴史、お地蔵様の言い伝えについて、参加者からの質疑応答も交えながら行われました。
また、後半では岩室地区公民館の竹内さんからモデルコースの提示と標準項目に入れたい内容について発表がありました。歴史事項について基本をおさえつつも、お菓子屋さん、職人さん、はたまた細い小路や抜け道まで。
「最初にガイドをするのは勇気がいるよね」、「歴史事項については大枠をおさえておいて、あとは人や食にも触れてもらい岩室の雰囲気を感じてもらいたい」などの声があがりました。
コース設定については、「モデルコースを踏まえつつも、「お菓子」「神社仏閣」「自然」「良寛」「体験」などのテーマに重きをおいた設定も面白そうだね」との提案もありました。
将来的には、旅館・ホテルに泊まりに来ていただいたお客さまがチェックイン・アウトの前後にまち歩きができたらいいかも、との意見も。
観光で岩室を訪ねた方々はもちろん、地元の方々もあらためて岩室を再発見する機会となることを願っています。