稲束を横棒にかけて天日乾燥させることで、銅割れ、ひび割れ等のない、香りの良い米を収穫できます。昭和の後半には農業機会の進歩で、はざ架けを行う農家は減りました。しかし、夏井地区には約700本ほどのはざ木が残っており、地域の方々とボランティアを中心に保全活動が続けられています。


高所作業車を使っての作業もあります。

切り取った枝は粉砕して、あぜ道に敷き、雑草が生えるのを防ぎます。

枝おろし作業を終えたはざ木。
この景観は「美しい日本のむら景観百選」(農林水産省選http://www.maff.go.jp/j/nousin/noukei/binosato/b_hyakusen/hyakusen.html)にも選定されています。